研究所紹介

研究所の紹介

民大学日本学研究所は、2002年設立されて以来、日本関連イシューの総合的調査と研究を通じて多数の実績を蓄積してきた。各分野30名の専門家が設立直後から4年間にかけて完成した論文集の『日本型システムの動揺と新しい模索』及びその続行研究の『日本型システムのグロバール化』は、1990年代以後日本社会におけるグローバルスタンダードの選択的導入と抵抗の様相を明らかにすると同時に関連政策の決定要因まで把握した学際的共同研究の秀作と評価されている。 

引き続き韓国研究財団の支援を受け2005年から進められている「韓日関係史資料集発刊および学術研究」は、9年にわたる大規模なプロジェクトであり、その中間報告として2008年出版された『韓日会談外交文書解題集』(全5巻)は翌年同財団によって「社会科学分野における代表的な優秀研究成果」に選ばれるなど、韓国内外の学界から注目をあびている。また、東北亜歴史財団の支援まで同年加わったことで、2007年から日本外務省が順次公開しつつある外交文書も視野に入れながら、韓日国交正常化交渉の総体的究明をはかっている。 

これらの資料は、当時の政策決定過程の解明だけでなく、両国間で葛藤を引き起こしてきた過去の問題処理の方向を伺える記録でもある。本研究プロジェクトは日本政治•外交の総体的な記述にとどまらず、長期的には両国の相互理解と友好関係にも寄与するものと言えよう。 

本研究所の研究員たちは両国関の懸案に対する一般大衆と関連政策立案者側の需要にも応えるべく、国際学術会議、セミナー及びマスコミ•インタビューなどを通じて積極的な活動を展開している。年2回発刊する機関紙『日本空間』を通じ学界の最新動向をわかり易い言語でつたえる一方、多様な共同研究作業の場を設けることで、研究成果の検証と学術交流にも取り組んでいる。今や国民大学日本学研究所は韓国の日本学を世界に発信し、国内外の専門家を結ぶ日本研究の拠点になっている。